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姿勢分析4DSセミナー。
先日の日曜、姿勢分析4DSセミナーに参加させていただきました。
講師の堀和夫先生、サポートの鎌田先生、ご参加の皆様ありがとうございました。
そこにあったクリエピローという枕。
以前から気になっていたのですが、実技のときに寝てみたらとめっちゃ気持ちよかった。
ので、さっそく注文。
すぐに届きました。
こんなの。V字型になってます。
色は他にもあったんやけど、 茶色にしました。
たくま針灸院のイメージカラーやし(と思っている)。
枕が到着した直後から、「ふなっしー」「おにんぎょさん」と呼ばれてます(笑)
愛され枕よ。
施術の時、バストマットとして使わせてもらおうと思っています。
快適に受けていただけたらいいなぁ。
ざ 聖護院。
うちは聖護院というところにあります。
八つ橋が有名なところ。
7年ほど前、最初に面接にきたとき、シナモンの匂いが街いっぱいにしていたのが印象的でした。
毎日ここに来ているとその匂いも感じなくなるので不思議なもんです。
そんな聖護院の2月はにぎやかになります。
吉田神社、熊野神社、聖護院門跡、五大力さん、須賀神社、そこかしこで節分のお祭りがおこなわれます。
地元の人は、吉田さん、熊野さん、須賀さんなどと誰かの名前を呼ぶように親しみをこめて〇〇さんのお祭りと呼んでます。
今年も、お昼休みにちょっと抜け出していってきました。
八つ橋のお店はいくつもあり、西尾八つ橋さんのお店の前では餅つきとおぜんざいが振舞われます。
おぜんざいをいただいて、聖護院さんへ。
聖護院門跡は、 修験道の総本山でもあり、山伏の格好をした方がいはります。
ここでは甘酒の振る舞いが。
甘酒をいただいて一服。
生姜が入っていて温まります。
境内は黒山のひとだかり。たくさんの人でにぎわってました。
ひとまず、となりの五大力さんをお参りして、須賀さんへ。
交通神社としても有名な須賀さんは縁結びの神様でもあり、 烏帽子をかぶった山伏さんが懸想文というお守りを売ってはります。
お参りしてから、聖護院さんへ戻ったらちょうど豆まきをされてました。
鬼はーそと福はーうち、と袋に入ったお豆が放物線を描いてポーンとまかれます。
参拝の方は、「こっちこっちー!」と声を上げて、押し合いへし合い。
すさまじい気迫におされて、あっけにとられてボーっと見ているとアッという間に終わってしまいました(笑)
ご近所の方も来られていて、「あんたもろたか?ひとつあげるわ」とゆずっていただきました。
ありがとうございます。
そして、鬼も登場。
金棒で参拝の人たちの頭をポンポンと叩いていきます。
みんなわれもわれもと押し合いへし合い、頭を差し出します。
嬉々としてシバかれにいくわけです。
それは壮観な光景です。
よく分からんが何かいいことありそうや、とぼくも人をかきわけかきわけポンポンしてもらいました。
金棒はクッションになっていてとても柔らかい。
ご利益がありそうです。
そして、この日はHitomi Healing Roomの濱田ひとみ先生が針灸院に来てくれました。
濱田さんは鍼灸専門学校でのクラスメイト。
聖護院の観光もかねて遊びにきてくれました。
囲碁も始められたそうで、待合での初対局となりました。
濱田さんが紹介してくれて、聖護院で勤め始めることになったのです。
ここで囲碁を一緒にする日がくるとは想像もしなかったです。
感慨深いなぁ。
そして、対局。
あまり時間がなくて、序盤で終えました。
どうやらこりゃ負けてそうです。
ぼくは囲碁を始めて10年ほどになるのですが。。
唇を噛みしめ、くやしそうにしています。
囲碁は勝ち負けではない。
その過程を楽しむのです。
説得力ないですね(笑)
めっちゃ楽しかったです。
濱田さんから、聖護院八つ橋で節分にしか売られないという鬼の形をした八つ橋をいただきました。
ありがとうございます。
今後は、患者さんとも囲碁の機会ができればなぁと思っています。
1月のドリカム。
ご近所の花屋さんに、いつも花をいただきにいきます。
うちから歩いて30秒のグリーングラスさんへ。
1月は「ハニーエンジェル」という花でした。
ハッと目の覚めるような色。
ちょっと春っぽい感じがして、すぐ決めました。
花屋の奥さんが、いつも花の名前やらエピソードを話してくれはるんです。それも楽しみにしてます。
「これは“ダンシングドール”とも言うんですよ~」って教えてくれました。
たしかにドレスを着た人が踊ってるように。見えませんか?
もっと知りたくなって、Googleで「ハニーエンジェル」と検索してみたら違う方面(察して下さい)のお店がたくさん出てきました。。
えー、仕切り直しまして。
1月のことを。
先日のブログで、ベッドの配置を変えたことを書きました。
広くなりましたよ。
斜めになりましたよ、と。
何なら少し誇らしいくらいの気持ちで書きました。
そして、賛否両論わかれています、とも。
あの後すぐ、戻しました(笑)
一週間と経たないうちに。
天井の照明の方向とベッドの向きが合ってないのが気持ち悪い、というご意見があったのも一つ。
そして、ぼくとしても違和感に耐えられなかったというのが理由です。
ま、なにごともね。やってみないと分からないわけです。
これは違うなって気付いたら修正すればいいやないかと。
スペースが広くなったことはよかった。
そんなわけで落ち着きました。
話は変わりまして。
1月から、待合室にチェロと囲碁の碁盤を置いてます。
友達が来てくれてチェロをパッと見るなり、「うわっ、ドリカムやーん!!」と叫びました。
ん??ドリカムにチェロの曲あったっけ?と最初わからんかったのですが、あぁ~なるほどと。
夢が叶ったわけなんです。
なんでやねん、と。
まぁ、ちょっと長くなりますが聞いてくださいな。
誰でも憧れのことってあるじゃないですか。
「もしも~、ピアノが弾けたなら~」というように。
ぼくは30歳になったらチェロを始めたいという憧れがあったんです。吹奏楽部で「吹く楽器」をずっとやってきていて、弦楽器っていいなーいつかやってみたいなーと。
宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」が好きで、ずっと憧れとしてありました。
チェロの音色って声の高さ(男性の)くらいで、なんか落ち着くんです。
まもなく30歳になるという頃、「30になったらチェロやってみたいねんなぁ」と周りの人たちによく話していました。
そしたらですね。
なんと。
ご来院の方から、もう使わなくなったというチェロをいただきました。
それ狙ってませんよ(笑)
ほんとにありがたいことで感動しました。
そうして来てくれたチェロさん。
これで始められるんやー、と楽器屋さんに弦の張り替えに出したところ。
作業中にポキッと折れてしまったらしく。
楽器屋さんから沈痛な声で電話があり、引き取りにいきました。
3年前のことになります。
ほんとに悲しい面会でした。
お店のミスではなく、ご主人も悲しんでいることが十分に伝わってきました。
そして告げられたのは、「修理も難しい状態です」と。
しかーし、そんなすぐにあきらめることはできんわけです。
修理できる方法を教えてもらえませんか?と主人に頼み込んで教えてもらいまして。
自宅で緊急オペを行いました。
電動ドリルで穴を開け、ネジでつなぎ、そこにボンドを流し込み、万力で固定して待つこと数日。
無事につながってくれました。
泣きそうにうれしかったですね。
お礼かたがた、お店のご主人に見せにいったら「ほんまにやらはったんですか!?」と驚かれました(笑)
こうして復活されたチェロさんですが、なかなか始める余裕もなく月日は経っていき。
そして先日の年末のこと。
弟がチェロを置く台をプレゼントしてくれました。
針灸院に置くために作ってくれたということ。
そしてなんと製作期間が1年間。
1年ですよ。
もぉ、びっくりたまげて、しばらくボーっと見つめていました。
この底板↑↑はチェロの下半分をかたどり。
ハート型みたいなん↑↑は弦をのせてるブリッジを。
フォルテみたいなん↑↑はチェロに開いてる切り込みをかたどってあるそうです。
椅子をイメージしてあるとのこと。
素晴らしい作品。
弟はネジャンピカというバンドで音楽をしていて、木工職人ではありません。
が、もはや美術品の域に達していると思います。
身内のことで恐縮です。
待合が、途端に豪華な雰囲気になりました。
「チェロもできはんの?」とご来院の方から聞かれ、最初は「いやいやいやいや、キラキラ星とハッピバースデーくらいしか弾けへんです」と言ってたのですが。
そないに必死に否定せんでもいいかと。
いまは「あ、、ちょっと。。」と含みをもって答えています(笑)
「今日はチェロですか~?それとも鍼されますか~?」と聞いていこうと思います。
ウソです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
年始からのはじまりはじまり。
年始からのことを。
近況報告をかねて、ダイジェストでお送りします。
さてさて、話はお正月までさかのぼります。
かなり戻ります。
今年のお正月はスゴかったですね。
何がって、あんな雪は見たことなかったです。
例年通り、初詣は下鴨神社へ行ったのですが、お参りしているそばから吹雪になりました。
そんな元旦は、初詣に行ってからダラダラのんびりと過ごし。
出掛けてから、実家へ帰ってきましたら、えらいことになってました。
ぼくの愛車のカブ(バイクの車種)です。
よく積もったなぁ。すんごい雪やったもんなぁ。
そらバイクにも積もるわなぁ。
一瞬、そう理解しそうになりました。
一瞬です。
しかーし、近づいてみると。
こ、これは・・・
自然にこんなことが起こるわけは・・・
あきらかにおかしい・・・
人の手が加わっている(特に鼻みたいなとこ)・・・
誰やーー!!!こんなんした んはー!!!
って、家に入ったら作者たち(兄弟でした)はいませんでした。
いませんでした。。
それにしても良くできてるなぁ、としばらく見とれてたんですけど。
すぐに壊しました(笑) 出掛けたかったので。
雪の中に固められていたバイクはエンジンかからへんのちゃうかと思ったら、意外とすぐにかかる。
ホンダの技術力は素晴らしい。
そんな解凍直後のシャリシャリしたバイクに乗って、針灸院は大丈夫かなーと思って見に行ったら、だいぶ溶けたあとだったみたいです。
この日(2日)の晩に夜行バスで出発するはずが、大雪のために運休でキャンセル。
3、4日の2日間、埼玉での勉強会の予定やったので。
急きょ、翌日の始発で出掛けることにしました。
そして3日の朝。
もぅ今まで見たことないほど積もってました。
50年か60年ぶりの大雪というだけあります。
みなさん、ご無事でしたか?
朝4時半(真っ暗)に家を出て駅へ向かったら車はおろか誰一人歩いてません。
うちの前は30㎝以上雪が積もっていて。
長靴を履いていきました。
ちなみにこの長靴、かつて探偵ナイトスクープという番組で「井戸を人の手で掘れるか」という企画がうちの近所でありまして、ひょんなことから石田さんと一緒に掘らせてもらい、その時に頂いたもの。を、普段使いしています。通勤にも履きます。
余談でした。
なんとか京都駅にたどり着き、始発に間に合い、ちゃんと乗れました。
雪のために徐行運転で30分遅れでしたが、動いてくれてるだけでありがたい。
日の出も見られて、心はウキウキ。
今回の勉強会は、待ちに待ってめっちゃ楽しみやったのでね、自分にとって「お年玉みたいなもんですわ」って年末に患者さんに話してたら、「・・・マジメかっ!!」とつっこまれ、ある方からは呆れられ。
ま、ほんま楽しみやったもんで。
富士山もドドーンと見ることができて、幸先の良い始まり。
そして東京に着くと、快晴でした。
雲ひとつなく、ましてや雪なんてない。
その中での長靴。
だいぶ恥ずかしかったです。
「替えの靴、持って行かあらへんかったんですか?」と帰ってからご指摘を受けました・・・その発想がみじんもなかったですわ。
行く時はまだ良かったけど、このあと講師の先生からは「長靴で(講座)受けてるの初めてだ」とありがたいお言葉を頂戴し、帰りの電車では熱い視線を足元に感じました。
それはともかくとして。
勉強会のこと。
初日は10時間、2日目は6時間、座学から実技までみっちりと学びました。
もぅ、めちゃくちゃ楽しくてアッという間に時間が過ぎていきました。楽しくてという表現が適当なのか分からんですが、ウキウキという心もち。
手技療法(鍼は使わない)の勉強会で、初めての基礎講座。
ずっと受けたかったんです。
去年までは応用編の講座に参加させてもらってたけど、足元がフワフワした感じでしっくりと修まってなかったので、やっと土台が見えたというか、足がかりを少しつかめたような気がします。
勉強会やセミナーに行くと、そこで技術や知識を教えていただいて、「おー、すごいー!」と祭りみたいに興奮を覚え、場の雰囲気に酔っちゃって、帰って来てからふと我に返ったりもする時があるんですが。
今回の場合は、帰って来てからも感動が続いてます。
じわじわと。
そして、とっても調子が良い。
患者さんからは「もんすごリラックス」「温泉入ってるみたい」等、いろいろと感想をいただき、ぼくも日々驚きと発見をさせてもらっています。
いろんな感じ方があるんですね。
アヤシイコトハシテオリマセン。
ただ、基本に忠実にやっていきたい。
まだまだ、入り口が見えるかなってところなので、これから臨床で深めていきたいです。
さて、ここからは帰って来てからの針灸院のこと。
1周年のお祝いに、かわいい葉牡丹をいただきました。他にもいろいろと。ありがとうございます。
今年も全力でやっていきますよー。
年が明けて七草粥を食べるころ、カレンダーを買いました。
トイレに貼ってるやつです。
今年は食べ物シリーズのカレンダー。
1月は丸大根のたいたん(煮物)。
トイレに食べもんの写真ってどうなんかな思いながら、気に入っちゃったので決めました。
お腹が空いてたのかもしれません。
これもトイレの新アイテム。
「花をつんでは いけません。
でも、恋の花なら つみましょう」
という月光荘のポストカードを貼ってあります。
トイレに行くのを、「お花摘みに行く」と言ったりするじゃないですか。
って、言わないか。
わかりにくいシャレで貼ってます(笑)
そしてドライフラワーも置きました。散歩のときに花屋さんで見つけたもの。
実がもっさりと盛られてます。
なんでしょう、趣味が乙女っぽくなってるみたいです。
↑ 年始から院内に飾っている写真です。
数年前に家の前の桜を撮りました(フィルムで)。
大学のときは写真に没頭しまして部屋に暗室を作ったりしており、「デジカメは写真じゃねぇから」などと言ってました。
今はiPhoneで撮ることしかありません。。
うちの院内はわりとさっぱりしてて、ちょっと和めるものがほしいなぁ、と以前は季節ごとの写真を飾ってたんです。
けれど、去年はずっと同じ写真のままだったので。また季節とともに変えていきたいなぁと思っています。
あと、去年からやっている院内のリフレッシュ工事(と勝手に呼んでる)も続いています。
掲示物や、このブログを貼っているコルクボード。
待合室にあるやつです。
7年経って、あちこち穴が空いたり、色が変わってきてしまったので。
上から新しいコルクを貼ることに。
1mmの薄さのコルクシートってのがあるんですね。
今回探してて、初めて知りました。
接着剤が付いたコルクシートと、何も付いてないのがあって、付いてない方が安かったのでケチってそちらを買いました。
えー、、、接着剤付きにした方がよかった。です。
左官屋さんのようにボンドを塗りたくり、あっちが浮けばこっちを押さえ、かなりの手間と時間がかかってしまいました。
少し浮いてるところはあるものの、最終的にはかなり満足の出来上がり。また見てみてください。
それと年始からの変わったことというと。
ベッドの配置が少し斜めになり、間隔が広がりました。
すんごい地味な変化ですけど!
大きなことなんです。
ご来院の方からは「なんかかっこいい」「流線型でええね」(流線型??)や、「わぁー、気持ちわるい」「違和感あるわぁ」など賛否両論わかれているところ。
何が目的かといいますと。
ベッド一つ当たりの広さが当社比1.5倍くらいになっています。これで広々ゆったりと受けていただけるかなと。
そしてもう一つ。
これが大事で、足元側のスペースが以前より広くなっているんです。こちらの都合ではあります。
年始から、施術(整体のみ)のやり方が変わってきているので、それに合わせて配置を変えました。
ベッドのレイアウトは今後も要検討ですね。もうちょっといい形がありそうな気がします。
ご意見ききながら、おさまるように試していこうと思います。
と、こうして書いている今日(18日)は生涯研修会に行ってきました。
テーマは「歯科鍼灸(顎関節症の鍼灸治療)」「筋疲労の基礎とスポーツ現場での臨床のコツ」「鍼と筋循環」について学んできました。
ちょっといろいろ詰め込みすぎですね。
ブログというものをよく分からんままに1年やってきて、いまだに要領を得られてません(苦笑)
写真のアップロードの仕方だけは慣れてきましたよ。
とどめに最近読んだ本をご紹介して終わります。
【最近の本】
「Spectator ボディトリップ」 幻冬舎
↑↑(Amazonのこういう表示ができるようになったので使いたかった)
仲間の先生から教えてもらった本。
からだにまつわること、断食や太極拳、湯治、アレキサンダーテクニークetcの体験ルポを中心に書かれています。
また、野口体操の野口三千三氏や、野口整体の野口晴哉氏についても書かれていて面白い。ただし、かなり濃厚なサブカルチャーのテイストがあるので注意です。濃い味がお好きな方にはオススメです。待合に置いています。
「たたずまいの美学」日本人の身体技法 中公文庫
日本人の坐り方、歩き方、立居振舞いを歴史から紐といて書いてあります。
タイトル通り、身体の扱い方、使い方についての本。
関心が向いていて、いま読んでるところ。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
そんな新年のはじまりでございます。
おかげさまで一周年。
今年もわずか。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
開業して初めての一年が間もなく終わろうしています。
おかげさまで、たくま針灸院は明日で一周年を迎えます。
生まれた子がやっと立てるかどうか。
「やっと」というような「あっという間」というような。
とにもかくにも必死のぱっちの一年でした。
本日、院内作業をした後、放心してベッドを眺めておりました。
ここでいろんなことがあったなーと。
この道に入って10年。
聖護院で仕事を始めて6年になる年でした。
これほどいろいろと迷った一年はなかったように思います。
オーナーがいて、任せてもらっていた時とは心持ちが全く違いました。
自分は何を目指して、どうしていきたいのか。
鍼灸とは、整体とは、人間とは、自分がやっていることは何なのだろうか。
幸せって、何なのだろうか。
そんなことを思ってきた一年でした。
「独立」してから、特に周りの皆様に支えられているという実感を持つようになりました。
独りだけではできない。
ということが、独立してから少し分かるようになってきた気がします。
落ち込んだりもしながら、振り返ってみると、ただただ恵まれてきたように思います。
とても楽しい一年でした。
たくさんの方々に来て頂き、たくさんのことを勉強させてもらいました。
本当にありがとうございます。
どうぞよい年をお迎えください。
気功の講座に参加。
11月2日(日)
宋海君老師の気功の講座に参加してきました。
今回、楊鍼堂の山本浩士先生にお誘いをいただきました。
山本先生は、一緒に東北へ行かせてもらった時から大変お世話になっている方です。お会いすると、 「漢(おとこ)」という字を思い出します。
熱い魂の先生です。
僕は気功をしたことはほとんどありません。
誘って下さったのも何かのご縁。
楽しみにして行ってきました。
はじめて気功というものに触れたのは約10年前になります。
その時は大学を卒業する間際でした。
ある気功の先生とお医者さんが「元気とは何か?」というテーマで対談をされた時です。
それまでは、「ハーッッッ!!!」と声を上げて人を吹っ飛ばすというようなイメージで、「気功って、ちょっとあやしい?」という印象がありました。(すみません・・・)
対談では、気功の先生と、西洋医の医師が話し合っているということが、まず驚きでした。お互いに相容れないものだと思っていたので。「時代は変わってきているんだ」なんてことを当時思って、いたく感動していました。多感だったのです。
この対談を聞いたことが、東洋医学(中医学)に関心を持つようになる一つのきっかけにもなりました。
なぜあやしいと思っていたのか。
「気(氣)」が見えないから?よく分からないから?
でも、日常では何気なく「気が向く」「気のない返事」「気にする」「気のすむまで」、と挙げればきりがないほど、「気」という言葉を使っています。
家族や親しい友達に会ったとき、なんとなく元気がないと「どうしたん?なんかあったん?」と聞くことがあります。
たとえ笑っていたとしても何かを感じる。
逆もしかりで「なんかいいことあったん?」という時もある。
以前は、「気」というものが「見える」もしくは「分かる」と言ったとき、特殊なものが見える特殊な感覚なのかと思っていましたが。
そんな何となく感じているもののような「気」がしています。
違いますでしょうか。
鍼灸をやっていますと、「気が見えるんですか?」と聞かれることがあります。
僕は見えるわけではありません。
特殊な感覚があるわけでもない。
では「気」とは何なのか? と問われると、今まで学んだことをお伝えすることはあっても、自分自身の言葉としてまだ明確には答えられないのです。
けれど、鍼灸をするにあたって「気」の考えは外せません。
前置きが長くなりましたが、そんなわけで興味があって参加させてもらいました。
大阪の池田市へ行ってきました。
今回は関係者(理学療法士・鍼灸師・柔道整復師)向けの講座ということで、参加者全員が何らかの臨床家の方々でした。
宋海君老師には初めてお会いしました。
講座の会場近くに早く着いたものの、迷って路地をウロウロしていおり・・・
独特の雰囲気の方が歩いて来られたので、もしかして?と思ってお声かけしたら老師でありました。
まず、初めに助けられました。
後ろにとっとこついて、無事に会場入り。
そして、準備運動から始まり。
準備運動をされてるとき、もう動きが美しいんですね。
そして見ていて、気持ちが良い。
自然な動きというのは見ていている方も気持ちが良い。
大家であるので当然なのでしょうが、皆が見惚れてシーンと無言になりました。
猫がギューっと伸びをしているのを見るのも気持ちが良い。
これは、自然の要求からでしょう。
洗練された動きも、見ていると気持ちが良いものです。
準備運動はゆっくりとした動きですが、だんだんと体があつくなってくるのを感じます。
それから功法(気功の型)を教わりました。
ゆった~り、のんび~りとは少し違って、ゆったりした動きだけどダラけてるんじゃない。
凛とした緊張がありながらのゆったり。
陳腐な表現ですが、「静」と「動」というのか、「緩」と「急」といういうのか。
そういうメリハリのある中ですすんでいきます。
功法のなかで、「自然(な動き)は、らせん」と老師が仰っていたのがとても印象的でした。
貴重な経験となりました。
宋海君老師、そして準備をして下さった山本先生、田邉和子先生、ご参加の皆さま、ありがとうございました。
終了後に、懇親会へ行きました。
ずっと疑問に思っていたことも質問させてもらい、明解に答えていただきました。
ありがとうございます。
他の勉強会でお会いした先生と偶然の再会もあり楽しい夜でした。
・左手 山本先生 ・真ん中 私 ・右手 宋老師
初めてのホームページからご予約。
昨日、「ホームページを見て」という方からご予約の電話があり、来院を頂きました。
ありがとうございます。
年始に公開してから、初めてです。
お一人目です。
問診の際に「ホームページを見て」とお聞きして、「えっ、そうなんですか!お一人目です!うれしいです!」と思わず声をあげてしまいました。
そんなこと言われたくないですよね、アナタ大丈夫?ってなりますよね(笑)
すみません。
うれしかったんです。
少しでも、知ってもらえたらいいなぁと思って書いています。
けれど、まだまだ日記しか書けてないので。
ちゃんとせないかんなぁと思っていたところでした。
「ホームページに情報が少なくて申し訳なかったのですが、何か不安はありませんでしたか?事前にお知りになりたかったこととか。」とお聞きしましたら、「鍼が痛くないこととか、他のページで探せたので大丈夫でした。」とのことでした。
ネットの時代は便利ですね。
なんて言ってる場合ではない!
ちゃんとホームページを作っていこうとの思いを新たにしました。
また、「ブログがあったので、どんな人がやってるか分かったのが良かったです」とも言って頂きまして、わたし感涙しそうになりました。
最大級のやさしさを感じました。
もう恐縮です。
各ページができていないまま、ブログだけが更新されていることに関して、「つっこみどころでした」とのことでした(苦笑)
今後、改善していきます。
今回、「鍼も整体もしたことない」という初めての方でした。
「ほんとに楽になりました」と喜んでお帰りいただけて、本当にうれしくホッとしています。
はじめて鍼に来られる時。
整体に来られる時。
もうどうしようもなくつらくて、「覚悟を決めてきました!」という感じの方(口では仰らなくても)が多くいらっしゃいます。
まるで手術に向かう時のような緊張した面持ちでお見えになることもあります。
初めての時はとても勇気のいることやと思います。
お気持ち、よく分かります。
いきなり施術はいたしません。
説明させていただき、納得してもらった上で始めていきます。
施術が終わったあとは「こんなんやったら、はよ来たらよかった」と仰る方も多いです。
どうぞ気楽にお越しいただけたらと思います。
不明なこと、心配なことは、遠慮なく何でもご相談ください。
今回、ご質問がありましたが、「どんな服装で行けば良いですか?」とのこと。
なるべくゆったりとしたしめつけない服の方が楽に施術を受けていただけます。ジャージや寝巻のように。「肘まで」と、「膝まで」めくれる服だと、なお良いです(鍼の時は)。また、当院でお着替えも用意しておりますのでお気軽にお申しつけください。来られた時に言ってもらっても大丈夫です。
最後に、当院は次回予約の強要はいたしません。これぐらいの期間で次回来てもらえると良いです、という目安はお伝えします。
「帰ってからゆっくり決めてもらったら結構です」と申し上げています。ご安心ください。
少しでもお力になれるよう、ますます励んでまいります。
ご覧いただき、ありがとうございます。
「大文字へ登ろう会 麗しの秋篇」終了。
本日、「大文字へ登ろう会 麗しの秋篇」を無事に行うことができました。
ありがとうございます。
見事な秋晴れ、快晴でした。
朝の風はひんやりと涼しく。歩くと少し汗ばむくらいの陽気。
まさにベストシーズン、気持ちよい気候でした。
木漏れ日もとてもきれい。
いつもの「千人塚」で休憩。この場所が、火床(大の字)までの約3分の2くらいのところ。今回も、ゆっくりペースで登ってます。紅葉には少し早く、木々は青々としてました。
火床に到着。快晴のもと、景色がよく見えました。今回は、あべのハルカスまでは見えず。
秋とあって、ススキが風にたなびいて、これがまた何とも風情があってええ感じでありました。
今回の参加者は、3名。告知の不行き届き(反省)と、キャンセルもあり、山好きの男3人となりました。
鍼灸院のご近所の方、そして先輩である笠原智明先生が長岡京から来て下さりました。ありがとうございます。
いつもなら、火床から引き返すのですが。せっかく少人数なので山頂まで行きましょう!ということになり、山頂を目指しました。「大の字」がある場所(約330m)が山頂(465m)と思われることがありますが、山頂はもっと上にあります。
大の字の一画目(横棒)の右手に階段があります。
そこからさらに登って行きます。(笠原先生の背中)
「大の字」からちょっと歩けば山頂やろうと思って登りますと、なかなか着かない距離です。わりと険しいアップダウンで、「大の字」から約2倍の道のり。
でも、とても山らしい道で遊歩道のようなところもあり、味わいのある道です。
そして、ここが山頂になります。
写真で分かりづらいのですが、奥の方に斜めに見えるのが東山。右手が「大の字」から見える景色、左手が「山科」方面の街並みになります。
↑これを「三角点」といいます。山のてっぺん一番高いところにあるものです。この近くで、お昼ごはんを食べました。
それから下山し、今回は約4時間のたっぷりコースとなりました。途中、かっくんかっくんなりながらも、怪我もなく無事で何より。
気持ちよい秋の休日。
ご参加いただき、ありがとうございました。
次回は、来年の春に予定しています。