茶摘みと猪鹿。


夏も近づく八十八夜。野にも山にも若葉が茂る。

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昨日は、夜久野町へ茶摘みに行ってきました。荒れてしまった茶畑を再生させようという企画の催しだったのです。知人が企画をされていて、ぜひとも行きたい!と参加させてもらいました。なんせ初めての経験なので、ワクワクと期待を胸に。

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なだらかな斜面に茶の木が植えられています。茶の木というと丸く刈られたイメージですが、ここのは野性味があふれている。

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自然豊かな中、茶畑から見た風景もまた格別でした。

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これがお茶の葉っぱですよ。初めて見ました。とってもきれい。ツバキの仲間(ツバキ科ツバキ属)だそうで、葉がツルツルしてます。これを摘んでいくわけです。

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新芽の2、3枚を摘むと高級なお茶になるそうです。今回は「普通摘み」といって1つの芯に4,5枚の葉を摘んでいきました。手折ると簡単にポキッと摘めます。

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こんな具合に摘んでいきました。どこか別の国の風景みたいですが私です。

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参加者のみんなが摘んだ分を合わせて16Kgほどになりました。

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それを、蒸します。

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子どもたちもたくさん来ていて、ムシロの上でみんなで揉みます。部屋の中も、手もお茶の香りでいっぱいに。

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すると、こんな風になります。

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最後はこのように干して乾燥させます。今回はちょっと裏技を使って、一部を電子レンジでチン。するとパリパリになって、摘んだばかりの新茶をさっそく飲むことができます。ほんのり甘くて青っぽいさわやかな香りでした。

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お昼ご飯は鹿肉のカレーライス。カレーの味なので鹿の味がどうかと言われるとはっきり分からないのですが、柔らかくあっさりとしたお味。汗をかいて作業した後なので、余計においしい。

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最後はイノシシのスペアリブ。普段見たことのないものばかり。ごちそうに次ぐごちそう。獣から獣。肋骨のカーブを見ながらイノシシの大きさを想像していたのは職業病かもしれない。どれもおいしく頂きました。

まぁ、本当に贅沢な経験をさせてもらいました。ありがとうございます!

自宅に帰ってくると、琵琶湖疎水に蛍が飛んでいました。今年は飛び始めるのが少し遅いかな。

もうすぐ夏ですね。

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