なぜ運動教室をはじめたのか。


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GW真っ只中ですね。

昨日も筋力アップ教室を行いました。

何かを始める時、何かきっかけがあります。

当院で筋力アップ教室(介護予防運動教室)を始めたことにも。

きっかけは2年ちょっと前になります。

80歳を超えたご高齢の方の往診に行き始めたことからです。ちょうど同時期に、2軒のお宅へ行くことになりました。原因は違えど、ほぼ寝たきりの状態で、お一人は寝返りをうつことすら困難な状態でした。

そこで、少しでも何かできないだろうかと手探りしながら、週に2回のトレーニングと鍼灸治療を併せて始めていきました。

寝たきりの状態から寝返りができるように、ベッドに座れるように、そこから立ち上がれるように、足踏みから介助付きでの歩行、そして自立歩行まで、徐々に段階を踏みながら、約半年後には寝室とリビングの往復をされるまでになりました。行き始めた時は、お宅に伺っても寝てらっしゃることが多かったのが、だんだんと起きる時間が長くなり、冗談も増えていきました。

正直、ぼく自身も一時はあきらめかけていたこと。 その変化をずっと見させてもらっていて、本当に感動しました。

しかし、リハビリやトレーニングの運動指導者として知識も経験もほとんどない未熟な我流のやり方です。

それから、昨年に介護予防運動指導員の資格を取得し、昨春に初回の教室を開催しました。

 

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まだまだ模索中であります。

実践しながら、より良いやり方を見出したいと思います。

 

 

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