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初めてのホームページからご予約。


昨日、「ホームページを見て」という方からご予約の電話があり、来院を頂きました。
ありがとうございます。
年始に公開してから、初めてです。
お一人目です。
問診の際に「ホームページを見て」とお聞きして、「えっ、そうなんですか!お一人目です!うれしいです!」と思わず声をあげてしまいました。
そんなこと言われたくないですよね、アナタ大丈夫?ってなりますよね(笑)
すみません。
うれしかったんです。
少しでも、知ってもらえたらいいなぁと思って書いています。
けれど、まだまだ日記しか書けてないので。
ちゃんとせないかんなぁと思っていたところでした。

「ホームページに情報が少なくて申し訳なかったのですが、何か不安はありませんでしたか?事前にお知りになりたかったこととか。」とお聞きしましたら、「鍼が痛くないこととか、他のページで探せたので大丈夫でした。」とのことでした。
ネットの時代は便利ですね。
なんて言ってる場合ではない!
ちゃんとホームページを作っていこうとの思いを新たにしました。
また、「ブログがあったので、どんな人がやってるか分かったのが良かったです」とも言って頂きまして、わたし感涙しそうになりました。
最大級のやさしさを感じました。
もう恐縮です。
各ページができていないまま、ブログだけが更新されていることに関して、「つっこみどころでした」とのことでした(苦笑)
今後、改善していきます。

今回、「鍼も整体もしたことない」という初めての方でした。
「ほんとに楽になりました」と喜んでお帰りいただけて、本当にうれしくホッとしています。

はじめて鍼に来られる時。
整体に来られる時。
もうどうしようもなくつらくて、「覚悟を決めてきました!」という感じの方(口では仰らなくても)が多くいらっしゃいます。
まるで手術に向かう時のような緊張した面持ちでお見えになることもあります。
初めての時はとても勇気のいることやと思います。
お気持ち、よく分かります。

いきなり施術はいたしません。
説明させていただき、納得してもらった上で始めていきます。
施術が終わったあとは「こんなんやったら、はよ来たらよかった」と仰る方も多いです。
どうぞ気楽にお越しいただけたらと思います。
不明なこと、心配なことは、遠慮なく何でもご相談ください。

今回、ご質問がありましたが、「どんな服装で行けば良いですか?」とのこと。
なるべくゆったりとしたしめつけない服の方が楽に施術を受けていただけます。ジャージや寝巻のように。「肘まで」と、「膝まで」めくれる服だと、なお良いです(鍼の時は)。また、当院でお着替えも用意しておりますのでお気軽にお申しつけください。来られた時に言ってもらっても大丈夫です。

最後に、当院は次回予約の強要はいたしません。これぐらいの期間で次回来てもらえると良いです、という目安はお伝えします。
「帰ってからゆっくり決めてもらったら結構です」と申し上げています。ご安心ください。

少しでもお力になれるよう、ますます励んでまいります。

ご覧いただき、ありがとうございます。

「大文字へ登ろう会 麗しの秋篇」終了。


本日、「大文字へ登ろう会 麗しの秋篇」を無事に行うことができました。
ありがとうございます。

見事な秋晴れ、快晴でした。

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朝の風はひんやりと涼しく。歩くと少し汗ばむくらいの陽気。

まさにベストシーズン、気持ちよい気候でした。

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木漏れ日もとてもきれい。

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いつもの「千人塚」で休憩。この場所が、火床(大の字)までの約3分の2くらいのところ。今回も、ゆっくりペースで登ってます。紅葉には少し早く、木々は青々としてました。

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火床に到着。快晴のもと、景色がよく見えました。今回は、あべのハルカスまでは見えず。

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秋とあって、ススキが風にたなびいて、これがまた何とも風情があってええ感じでありました。

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今回の参加者は、3名。告知の不行き届き(反省)と、キャンセルもあり、山好きの男3人となりました。

鍼灸院のご近所の方、そして先輩である笠原智明先生が長岡京から来て下さりました。ありがとうございます。

いつもなら、火床から引き返すのですが。せっかく少人数なので山頂まで行きましょう!ということになり、山頂を目指しました。「大の字」がある場所(約330m)が山頂(465m)と思われることがありますが、山頂はもっと上にあります。

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大の字の一画目(横棒)の右手に階段があります。

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そこからさらに登って行きます。(笠原先生の背中)

「大の字」からちょっと歩けば山頂やろうと思って登りますと、なかなか着かない距離です。わりと険しいアップダウンで、「大の字」から約2倍の道のり。

でも、とても山らしい道で遊歩道のようなところもあり、味わいのある道です。

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そして、ここが山頂になります。

写真で分かりづらいのですが、奥の方に斜めに見えるのが東山。右手が「大の字」から見える景色、左手が「山科」方面の街並みになります。

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↑これを「三角点」といいます。山のてっぺん一番高いところにあるものです。この近くで、お昼ごはんを食べました。

それから下山し、今回は約4時間のたっぷりコースとなりました。途中、かっくんかっくんなりながらも、怪我もなく無事で何より。

気持ちよい秋の休日。

ご参加いただき、ありがとうございました。

次回は、来年の春に予定しています。

 

 

 

岐阜の旅 後篇。


岐阜の2日目の朝。
学会が始まる前に市内観光できたらなぁと早起きしました。
でも、残念ながら雨。台風も近づいてるし。
ゆっくりと朝ごはんを食べることに。

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朝食のバイキングって、どうもうれしくって取りすぎるんですね。
どっかこぉ、モトとろうみたいな気持ちで。。
普段は食べへんのに。
てんこ盛りでいただきました(もう一回取りに行ってます)

さて、そうして2日目。

はじめに、「高齢者の虚弱化と疾病の予防」から。

死亡率の高くなる・もしくは低くなる要因について。
健康長寿に影響する因子とは何か。
高齢者の虚弱化を予防する社会システムを構築するために、運動・栄養・社会心理のそれぞれから考えるというお話。

次に、「末梢循環障害と鍼灸治療」の講演へ。
シェーグレン症候群や膠原病によるレイノー現象(手足の指先の冷感・痛み・しびれ等)に対する鍼治療。また、維持透析患者に対する鍼治療の実際を聞かせていただきました。

最後は、『人体の小宇宙「病を脳科学で捉え考える」』。
茂木健一郎さんのお話も、とっても面白かったです。ラップのような(に見えた)ご講演でした。なんというか踊ってはるようなリズムで。
ストレスの根源とは「コントロールできない(自分で制御できない)ことにやきもきする」こと。
脳からみて大事なのはストレスマネジメント。「コントロールできないことはあきらめる」とのお話。

折しも台風が近づいている時。
最後まで聞きたかったけど、帰れなくなりそうなので早めに退出。
貴重なご講演、ありがとうございました。

こればっかりは仕方ない。
「コントロールできないことはあきらめる」(前述)
充分、満足できたので駅に向かいました。

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岐阜駅に行ったら、運行中止が続々と出てまして、大丈夫かな?と思ったのですが。
無事に帰ることができました。

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京都に着いてから、強風にあおられて傘はえらいことになっちゃいました。
携帯電話もポケットの中で濡れてしまったみたいで、その日は動かなくなってしまったのですが。

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翌朝には復活して、写真も撮れるようになってました。ホッと安心。
↑は、台風翌日の朝。実家の前の田んぼです。雨風に打たれても、なお毅然とした稲穂。感動して撮りました。

そんなこんなの旅でありました。

後篇、終わり。

岐阜の旅 前篇。


連休に、鍼灸の学会で岐阜に行ってきました。

遠出することなんてあまりないので、ちょっと旅行気分で。

場所は、JR岐阜駅前の「じゅうろくプラザ」。ほんとに、駅の真ん前です。

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会場入ったところの雰囲気。モザイクかけすぎてよく分かりませんね。。こんなところでありました。

参加者の方ほとんどがスーツを着てらしたのですが、私はジーパンとスニーカーで。スーツで行くもんかなぁ、とうすうす思いながら…  普段着で行ってしまいました。

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鍼灸関連の物品を販売している業者さんも来られていて。

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試供品を見たりしてまわりました。

学会は、いくつもの会場があり、同時並行で講演が行われていて、各々選んで行くことになっています。いわば、フェスのような感じです。2日間ありました。

最初は、「スポーツバイオメカニクス」の講演から。

ある「姿勢」をとった時、体にかかる負担について、力学的(物体に働く力と物体の運動との関係)な観点からお話を聞かせてもらいました。例えば、体重60kgの人が前傾で膝を伸ばした状態では、腰に140kgの負荷がかかるというように。

体重計と台を使って、寝ている人の重心が実際にどこにあるのかを計算する実演もありました。

次に、介護予防運動指導員のスキルアップ講座へ。

今春に行った介護予防運動教室←(押すと ブログ7/29)のこれからを考えるうえで、きっかけになればと思って行きました。

要介護の原因や、高齢者の健康長寿の要因などのお話を聞いた後、参加者全員で実際に運動をしました。

その後、「被災時の地域医療連携とネットワーク」の講演へ。

東日本大震災後の鍼灸ボランティアのお話を聞かせてもらいながら、当時に感じたこと、反省したところも含めて行った時のこと←(押すと 東北の報告)を思い出しました。

災害時に、多職種の人たちが「ハブ機能」という「つながり」をもって協働することが重要だというお話。

その時に、鍼灸師は援助者である。「便所掃除をしてもいいという気持ちで鍼道具をぶらさげていく」というお話には、いろいろと感じることがありました。

初日、夕方には終わりまして。

ホテルに帰ってもやることがない。この日が今年入ってはじめて職場に行っていない日でした。なんか、そわそわするんですね。

部屋にもお風呂はあったんですが、せっかくやし地元の温泉に行きましょうと。

テクテク歩いて行きました。

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とてもええかんじの風情のところ。

正面まで来て、「これは銭湯ではないのかな?」と思いつつ、温泉と書いてあるからにはもしかしたら温泉かもしれないと淡い期待を持って入りましたら銭湯でした。

地元のおっちゃんたちとワイワイと楽しく風呂を満喫。

その後、せっかくやし地元のおいしいもん食べましょうと。

旅先では「せっかくやし」が多発します。

一人で居酒屋さんに行きました。

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「店長のオススメ!手羽先」を迷わず注文。

オススメと言われたら、選びます。

食べながら「手羽先は名古屋じゃなかったかなぁ?」とフト思ったわけなんですが、うまいから良いやないか。岐阜には岐阜の味があるんだろうと。

おいしくいただきました。

そして宿に帰り、早々に就寝。

後半へーつづく。

岐阜へ行ってきます。鍼灸の学会。


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明日から、12日・13日と岐阜へ行ってきます。

日本鍼灸師会の全国大会です。

茂木健一郎さんのご講演もあるそうで、楽しみにしています。

が、このタイミングで台風が近づいてきております。

影響がないことを祈りつつ、行ってきます。

御用の方は、留守番電話に「お名前」と「ご用件」を入れておいてください。

よろしくお願いします。

 

大文字へ登ろう会 麗しの秋篇 お知らせ


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【大文字へ登ろう会 麗しの秋篇】
山登りのベストシーズン到来です。
お待ちかね、大文字企画のお知らせです。
「日曜は、たいてい昼まで寝てしまうねん…」
「ちょっと山登りしたいけど1人では不安や…」
「ちょっとカラダ動かしたい」
そんな方、ぜひお越しください。
はじめての方でもお気軽にどうぞ!
日曜の午後からの時間を自由に使ってもらえるよう、解散後のプランはあえて作ってません。
体を動かしたあとで、休日を楽しんでもらえたらと思います。
主催者の私が大好きな山です。
好き過ぎて、おそらく100回以上は登っています。
ちょっと元気が出ない時は、よく大文字に登りました。元気だから登るんやなくて、登ってると元気になるんです。
お待ちしております!
充実した日曜を楽しみましょう。
【日時】
【内容】
秋の大文字山(如意ヶ嶽)に登りませんか?
銀閣寺前から登って、大の字がある火床でひと休み。
山頂から京都市内を一望して、満喫したら下りてきます。
とてもシンプルな企画です。
送り火では見るけど、なかなか登る機会のない大文字山。
こんなに手軽に登れて、見晴らしの良い山は他にあまりない。
行きましょう、大文字。
•参考
男性の場合、火床(465m)まで片道約20分の道のりです。
今回は、ゆっくり片道40分ほどで登って下りてきます。
【参加費】無料
【服装】
ゆったりとした動きやすい格好。
頂上は冷えるので、長袖のシャツなど上着が一枚あると良いです。
スカート、半ズボンよりは長ズボン。
ミュールよりはスニーカー。
スーツはお勧めしません。過去に登っている人を見たことがあります(笑)
【持ち物】
•お水
•お昼ご飯(山頂で食べたい方は)
•タオル
•折りたたみ傘(頂上で弁当を狙うトンビの襲来を防ぐこともできます。なくても可。)
【集合場所】
•銀閣寺の前に、午前10時集合です。12時に現地解散予定です。
ココです↓
【予約】
特に必要ありません。
ただ、雨天中止の場合(当日午前8時に判断)があるので、参加希望の方はよければお知らせください。
【注意事項】
登山中の事故、ケガについての責任は負えません。申し訳ありません。応急処置の準備をしていきますが、無理のないよう気をつけてまいりましょう。
【主催】
たくま針灸院
京都市左京区聖護院西町1番7
ウエステート聖護院1階
院長  吉澤拓馬

長岡京ソングラインを終えて。


9月21日(日)

行ってきました、長岡京ソングラインへ。
お天気、ばっちり晴れました!
台風が近づいているという予報だったのでどうなることかと気がかりでしたが、それはそれは気持ちよい秋晴れになり。
汗ばむくらいの陽気。
おかげさまで、めっちゃ楽しく素晴らしい一日となりました。

会場は長岡天満宮の境内の一角にありました。
「リフレッシュの森」という名の通り、ほんとうに「森」。

まずは、出店のセッティングから始まり始まり。
地面に少し斜めの傾斜があったのですが、頭の方が高くなったので結果オーライ。
親切な隣のお店の方が、場所を譲って下さったおかげでベッドもちゃんと置けました。

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直前までの計画では、ゴザの上に布をひいてその上に寝てもらおうと思っていたのですが。
いまから考えるとなんともお粗末でおそろしい。。
一人で行ってたら、そうなっちゃってましたね。
当日、坂田先生からはベッドを、遠藤先生からはカープ(この屋根のあるやつ)を貸して頂き、ベッドのデコレーションも村斎先生がばっちりと準備して下さり、ちゃんとちゃんとのお店になりました。さすがです。

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なんだか学園祭のような雰囲気。
そういうワクワク感がありました。

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どんどんそれらしくなってきてますよね?

そうして11時からスタート。

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もぉ、ぼくらの予想をはるかに超えた大盛況でした。
のんびりペースを想定していたので、うれしい悲鳴。
鎌田先生とバトンタッチで、午後からは平野先生も来て下さり、常時4~5人態勢でフル回転。
長いことお待ちになった方には申し訳なかったです。

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これはお灸をさせてもらっているところ。
森の中でね、木漏れ日なんかが射してきて、その中でお灸の煙が立ち上っているわけですよ。
そして木々に囲まれているのでさわやか。(蚊は多かったけど)
いやー、ええもんでした。

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整体もさせて頂きました。(許可を得て撮影しています)
近くのステージから、音楽がふわ~っと流れていて。
屋外なのにリラックス、とっても平和でゆったりとした時間でした。

このイベントでは、うれしいことがたくさんありました。

多くの方に「整体」や「お灸」を知ってほしいなぁと思って行ったんですね。

「整体ってはじめてやわ」
「お灸ってやったことないけどやってみたい」という方が、たくさんお見えになり、喜んでくれはったのが何よりうれしいことでした。
横浜や名古屋から来てらっしゃる方もいらしてびっくり。

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今回は「体験」だったのですが、メンバーみんな本気でした。
見ていて感動するくらい。手抜きがない。
それもうれしかったです。

長岡京ソングラインには、音楽を聴きに来られる方はもちろんのこと、お店を楽しみに来られる方、近所にお住まいで散歩がてら来られる方、この「リフレッシュの森」を楽しみに来られる方がいらして、いろんな楽しみ方があるんやなぁと思いました。
なんと、このイベントは入場無料。
ボランティアスタッフさんの熱い想いによって支えられている、素晴らしいフェスでした。

ご来場下さった方、スタッフをはじめ関係者の方々、気にかけて下さった方々、本当にありがとうございました。

ぼく一人ではできひんことでした。
たくさんの方のご協力に感謝いたします。

なお、今回のイベントの収益は、全額(経費を除く)を福知山市の大雨被害にかかる義援金に寄付させて頂きました。(9月24日付)
「イベント行けへんかったけど寄付させて」と言って下さった方も、本当にありがとうございます。
われわれ京都整体同盟というチームは、「地域を元気に」をモットーとしております。
ほんとに微力ではありますが、お役に立てれば幸いです。
また、広島をはじめ各地で被災された皆様にも心よりお見舞い申し上げます。

これからも、できることから少しずつ繋げていきたいと思います。

長岡京ソングラインへ。


あっという間に、9月も後半になりました。
おひさしぶりのブログ更新です。

今回は、お知らせのこと。
明日、長岡京ソングラインという音楽のイベントに京都整体同盟として出店してきます。(末尾に詳細)
縁あって、お声かけいただき、参加させて頂くことになりました。

音楽イベントに出店?なんで?
という方がほとんどだと思いますので、順を追ってご説明を。

長岡京ソングラインというイベントは、長岡天満宮で行われる野外音楽フェス。
会場内にはいくつもステージがありまして、その一角に「リフレッシュの森」というコーナーがあるんです。
われわれ京都整体同盟というチームは、そこで「整体とお灸」の体験ブースを出店いたします。
歌うわけでなく。楽器吹くわけでなく。本業をしてまいります。

リフレッシュの森という名の通り、森の中。
木々の中で音楽を聴きながら、整体やお灸を体験してもらい、ほっこりして頂こうという趣旨なのです。
いやー、いいですねー。
なんとものどか。なんとも平和。
このような森の中で行うのは、初めてのこと。
今後もそうそうないと思います。
ぼくらも楽しみです。

今回、ベッドもオク治療室さんから貸して頂けることになり、屋外ではありながら本格的に受けて頂けるかなと思っています。

高野の畳屋さんからは、ゴザを譲って頂きました。
この上にベッドを置かせてもらいます。

このイベントに際しまして、運営会の方をはじめ、たくさんの方からご協力を頂きました。
ありがとうございます。

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整体同盟メンバーでの事前ミーティングも終え、あとは明日を待つばかり。

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当日の場所は、リフレッシュの森を目指していただいて、↓↓の紙がピラピラしているところが目印です。

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ブログでのお知らせが直前になってしまいましたが、お時間あれば遊びにいらしてください。
なお、明日9月21日は終日このイベントに出掛けております。
御用の方は、お手数ですが留守番電話に「お名前」と「ご用件」を入れて頂けると助かります。
よろしくお願いいたします。

では、いってきます。
どうか晴れますように。

以下、イベントの詳細です。

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◎イベント情報

長岡京ソングライン’2014

【日時】 2014年9月21日(日曜)
11時頃〜17時頃

【場所】長岡天満宮内野外特設会場

整体ブースは、「梅の丘ステージ リフレッシュの森」

【入場料】無料

整体とお灸の体験は、各五百円~千円です。

長岡京ソングライン’14
http://songline.jp

出演アーティストはこちら↓
http://songline.jp/artist.php

会場へのアクセスはこちら↓
http://songline.jp/access.html

8月の勉強会とおもちゃ。


8月も残りわずかとなりました。ひと雨ごとに、ほんのちょこっと暑さがひいてきているように感じます。昨晩は鈴虫が鳴いていました。

針灸院の中は、なるべくクーラーを控えながら、来られる方に合わせてスイッチ付けたり消したりして快適温度に努めてます。ペパーミントのアロマスプレーを扇風機の風にほんのりのせると、体感温度が少し涼しく感じられていい具合です。

今月は4週連続で勉強会となってます。
「また、行かはるですか!」「それより婚活でしょ!」と言われ、笑ってしまいました。
「そんなに勉強することあるん?」とも言われますが、あるんですー。
もっと役立てるようになりたいという思いがあります。
そしてもしかしたらそれ以上に、「知りたい」という欲求がめちゃくちゃ強いんやと思います。
同じ目と、同じ手を持っているのに、なぜ自分には分からないのか、感じられないのかというのがくやしい。負けず嫌いなんでしょうね。

日々の施術を通して学ばせてもらっていることは多いです。
もちろん、知識を得るだけが勉強ではありません。
けれど、自分一人ではどうしても思い込みに気付かないこともあります。
となりで注意をしてくれる先輩もいません。
施術も、言葉(考え)も、振る舞いも、ひとりよがりになっていないかな?と問うていく必要があるなぁと。お山の大将ではこまっちゃう。
年始に独立してから特に強く感じるんです。
そういった意味でも、勉強会で先生方とお会いして学ぶことはとても貴重な機会になっています。
最近は、打ち上げの飲み会も楽しみになりつつありますが(笑) 本音が聞けるそれも大事な時間です。

生涯研修会に始まり、9日のJPAA研究会では「足関節(足首)捻挫における、鍼灸治療及び、その他のケア、そしてリハビリから復帰まで」という内容でした。

当院にはスポーツ中に怪我をされた方も来院されています。

スポーツ外傷に対する鍼灸治療(平成23年度)←クリックすると見られます。

開業する前のデータになりますが(これ以降のデータは作れてません…)、上記のように捻挫の中でも足首は多くあったので興味深く行ってきました。

そして17日は身体呼吸療法の勉強会でした。

身体呼吸療法は、7年ほど前?に仲間の先生に教えてもらい、初めて勉強会に一度だけ参加しました。その当時はあまりに理解できなくて、「これは自分にはできひんな」とあきらめました。
そして、去年からまた改めて学び始めています。
今回の勉強会でのテーマは「脳」でした。
えー、ぜんっぜんついていけなかったです。知識がどうこうというよりも感覚的にも捉えることができませんでした。
ちょっと落ち込みそうになり、いやいや当然やわと思い直しました。凹むということは、どこか自負があったのでしょう。
新しいことを学ぶ時には、まっさらでなくては。
まだまだ始めたばかり。これからなのです。
今後は、基礎をやっていきたいと思います。

後日、仲間の先生に教えてもらった本とおもちゃを買いました。

これです。

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ブレインブック みえる脳 養老孟司監修

この本は写真とCGが満載でとてもワクワクする本です。小中学校時代は「資料集」が大好物でしたが、それに近い感覚で読めます。
遊びながら学んでいこう。

 

(注意)以下に、頭蓋骨や脳の模型の写真が出てきます。

ご気分を悪くされたら、すみません。

 

立体パズル 頭解剖モデル

頭の骨と脳、血管がパズルになっていて組み立てられるものです。

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ちょっと小さかったのが残念ですが、お値段のわりには優れた模型だと思います。

さっそく、うれしがって受付に置いています。

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ぼくとしては心が躍るようなおもちゃです。

チラッ。

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パカッと開くこともできます。えー、これ以上の写真は自粛します。

最初は開けたまま置いてましたが、どうも少し無気味にうつってしまうようで。来院の方との温度差を感じてしまったので今は蓋をして置いています。

本もパズルも受付に置いておりますので、どうぞ手に取ってご覧ください!

 

 

 

生涯研修会 8/3


8月3日(日)、京都府鍼灸師会の生涯研修会に参加しました。

一年を通じた学びのプログラムで、今年のテーマは「多様性のある鍼灸医学および特殊鍼法」。

今回は、墨灸(すみきゅう)の施術を見せて頂き、体験もさせてもらいました。

一口にお灸といっても様々な種類があります。

その中で墨灸は、「薬物灸」という分類に入ります。

・薬物灸とは?

『皮膚に対して刺激性をもつ各種の薬物を使用し、患部に塗るか貼って局所の充血や、発疱などをさせるものである。(中略)今日の各種の湿布、鎮痛のための貼付膏薬もこの一種といえる』「図解 鍼灸手技マニュアル」より

ちょっとかたいですね。つまり、「貼るお灸」、「塗るお灸」ということになり、「火を使わないお灸」でもあります。

その薬物灸の中の墨灸。

・墨灸とは?

「墨灸」は、鍼灸の専門学校時代に名前だけはチラッと聞いたことがあるようなないような(寝ていたのか…)くらいの記憶で、どんなものなのか知りませんでした。

起源は朝鮮半島からだそうで、日本では駒井一雄博士(京都大学医学部卒業)という先生が昭和の初めに普及に努められ、とくに滋賀県を中心にして広まったとのこと。

黄柏(おうばく)という生薬(消化促進・健胃整腸)を煎じてその液で墨をすり、麝香(ストレス改善他)、樟脳(鎮痛・血行促進他)、ヨモギなどの生薬を混ぜてできているそうです。

そうしてできたものを綿棒で経穴(ツボ)に塗ります。

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貴重な初体験です。

この黒いところが墨灸です。

墨の香りがプーンとします。麝香や樟脳など芳香性の生薬も入っているので、独特の香り。

質感は「ネチョッ」と「ドロっ」の間くらい。

「ごはんですよ(海苔の佃煮)」より粘度が高く、生薬の粉末が入っているので、ちょっとジャリジャリとした感触。

塗った後は、少しスーッとするようなヒリヒリっとした感覚(樟脳の作用でしょうか)でした。

この墨灸は、火を使いません。

したがって、小さなお子さんの「おねしょ」「夜泣き」「疳の虫」などにも多く使われてきたそうです。

今回は、実技も拝見しました。

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たくさんの大人に見られる中で、がんばってくれています。

 

墨灸の講義の後は、「三穴五鍼法」という喘息症状に対する鍼灸治療、そして「ぎっくり腰と慢性腰痛の相違」という演題で非常に実践的な内容を教えて頂きました。

ありがとうございました。

 

参考文献 「図解 鍼灸臨床マニュアル」尾崎昭弘著 医歯薬出版株式会社

リンク先 黄柏 麝香 樟脳 「Wikipedia」